当山は龍川山昌楽寺と号し、永平寺開祖高祖道元禅師、總持寺開祖太祖瑩山禅師を両祖に仰ぐ禅宗曹洞派である。本尊は釈迦牟尼如来。普賢菩薩、文殊菩薩を両脇侍に祀る。(宝永三年浅草の仏師原田佐京の作)さらに、本尊に向かって右側に大権修利菩薩、左側に達磨大師を祀る。
開山は大永二年(一五ニニ)深谷市人見昌福寺六世自明惠了和尚。開祖は不詳であるが、室町時代中期古河公方と山内上杉・扇ケ谷上杉が三つ巴になって北武蔵地方で争った頃、山河村に庁鼻和上杉の家臣がダラダラ山(後の馬場屋敷)に壘を築いたとき、南西(未申)方角の守りとして当寺を建立したと伝えられる。また、同室町時代の合戦で犠牲になった多くの多くの戦死者の菩提を弔うために、草庵を建立したものと伝えられる。